『アナン、』(飯田譲治・梓河人著 講談社文庫)という小説。
当協会の代表理事である私は、その表紙のモザイクの龍を制作させて頂きました。

最初にこの小説が生まれた時、角川書店から『アナン』が出版され、私は小説を読んでイメージした青い龍の身体を作りました。

その数年後、文庫化にあたり、講談社文庫から『アナン、』が、改訂する形で出版されました。小説の内容はほとんど変わっていません。
新たに文庫化されるにあたって、青い龍の身体の周囲に、小説の中に見えた風景を作り足しました。

この物語のことを思い浮かべるだけで、満ち足りた感情が沸き上がって来る、美しく、神秘的な小説、『アナン、』。
死を覚悟していたホームレスに拾われた赤ちゃん(アナン)が、成長し、モザイク作品を作ることに夢中になります。
そして様々な人と関わりながら、少年アナンが、タイルやガラスモザイクで飾られたクアハウスを作ります。
その描写は、まるで物語の登場人物と共に、その美しいものを見ているかの様なのです。
アナンの作る「森の湯」と「海の湯」はとても幻想的で、美しい。

私の最大の夢は、小説の中に出て来るクアハウスを実際に作ること。
大勢の人に入ってもらい、癒しの時間を体験してもらいたい。
タイルアート抜きにしても、暖かく、神秘的で、全てを包み込んでくれるような愛を感じる小説なのです。

この様に美しい小説をこの世に生み出してくれた飯田譲治さん・梓 河人さんに感謝の気持ちを表したいと共に、
ぜひ協会の活動に賛同して頂きたいという思いから、名誉会長、名誉会員の職をお願いしたところ快く引き受けて下さいました。
協会としましても、活動の中で、『アナン、』の世界を一人でも多くの方に伝えていくことが、
タイルの美しい世界を紹介すると共に、人が大切にしなければならないものに気付くきっかけになると信じています。

只今、「アナン」モザイク作品コンクールを開催しています。タイルアート、モザイク制作をされる方は、ぜひご参加下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。

飯田譲治さんオフィシャルサイト→

アナン文庫本
アナンの龍
愛と平和と希望の卵

小説「アナン、」(上・下) 講談社文庫

飯田 譲治/梓 河人 著

アナンの龍 〜光へ

愛と平和と希望の卵

(作中に登場する卵をイメージして制作)

振ると音が出ます。



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