タイル好きのためのタイルエッセイ
タイル好きのためのタイルエッセイ2
タイルアートの世界を紹介します

2010年初春、一般社団法人日本タイルアート協会を設立致しました。
何故タイルアートか。
それは、出会いとしか言いようがありません。
初めてスペインの建築家、「アントニ・ガウディ」の作品群を目にした時、写真集であったにも関わらず、大きな衝撃を受けました。
ガウディの本業が建築であることは、皆さんご周知の通りです。
自然の観察がベースとなっているその建築は、生きているかのごとく有機的なフォルムでそこに有り、
世界中から吸い寄せられるように、建築に携わる人々、そしてそれを観て感じに来る人々、多くの人間がやって来ます。
私自身、その場に行って見た時に、何故そこに人々が集まるのかを、感じ取ることが出来ました。
自然に親しむ気持ちや、自然への畏敬の念を感じながら生きていたガウディ。
それを自身の中に取り入れ、壮大なスケールで放出しようとしたガウディ。
また、タイルとの出会いによって、建築物の表層を彩ることを存分に楽しんだガウディ。
そう、タイルとの出会い。
割れたタイルを組み合わせることで曲面を自由に装飾することを、ガウディは きっと 子どもの様に 夢中になって 楽しんだに違いない・・・!
バルセロナのグエル公園に行って、割れたタイルの装飾を実際に手で触りながら見たとき、そう確信しました。
同じバルセロナにある、ガウディのライバルとも言われるドメニク・イ・ムンタネールの建築物。カタルーニャ音楽堂、サンパウ病院。
やはりタイルが多用されています。素晴らしい建築と、可愛らしいタイルの装飾。
けれども何故これ程までに多くの人がガウディの方に惹かれるのか?
おそらく、ガウディが時に無邪気に、楽しんで仕事に関わった残り香のようなものを、多くの人が感じ取り、それに触れたいと無意識に感じているのではないでしょうか。

私がタイルに出会って、これを一生の仕事にしようと思ったのはガウディの影響が最も強いです。
楽しいタイルアート。
見ているだけでも楽しめるかもしれませんが、実際に自身でやってみるのも楽しいです。
そして、完成したものは、きちんと制作していれば劣化することも少なく、長く楽しめます。
一般社団法人 日本タイルアート協会では、この様にとても楽しいタイルアートを広める活動として、インストラクター養成を兼ねたタイルクラフト2級・1級認定通信講座を開講しています。
インストラクターを目指す方も、目指さないで趣味で楽しむ方も、初心者の方から丁寧にお教え致しますので興味のある方はぜひお問い合わせ下さい。
また、タイルアート展や、コンクールも企画しておりますので、多くの方にタイルアートに親しんで頂く機会になれば幸いです。
皆様、どうぞ一般社団法人 日本タイルアート協会を宜しくお願い致します。
一般社団法人 日本タイルアート協会
代表理事 加地菜津(NATSUKO)
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